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「子どもの成長・発達と遊び・おもちゃ」No.2
2010.01.15 Friday
平塚盲学校100年記念の講演会「子どもの成長・発達と遊び・おもちゃ」、芸術教育研究所所長・東京都おもちゃ美術館館長の多田千尋氏です。
前回のブログの続きです。 福祉の観点から「バリヤフリー」・「ユニバーサルデザイン」・「アクセシブルデザイン」が耳慣れて認識されてきました。このようにハード面ですすんでいる日本ですが、人の「思いやり」のようなソフト面は浸透していないそうです。分かりやすい例が「点字ブロック」、福祉先進国のフィンランドでは「点字ブロック」は無く、日本での様子を不思議に思うそうです。目の見えないかたが道を歩いていると回りの人達が手を差し伸べるのが当たり前で、点字ブロックが必要無いそうです。 これは、とてもショックな事に感じます。「点字ブロック」に頼らなくても、人間の「思いやり」が問題を解決しているのですね。日本に「思いやり」が減少しているのかとショックです。 子供達の障害者に対しての反応をみるにつけ、「思いやり」が育っていない子どもの心の貧困さを感じていたので、「点字ブロック」に隠されていたマイナス面をはじめて知りました。 そして、「アートビリティ(旧アートバンク)」というとてもユニークなサイトの話しをして下さいました。 障害者方が描いた「絵」を有料で貸して、代金を作者に還元するシステムだそうです。障害者の「絵」は心に響く感動の「絵」が多いですね。本当に素晴らしいシステムですね。盲目のイラストレータの「M.なまえ」さんも登録されていらっしゃるそうです。失明される前から「M,なまえ」さんの絵が好きな私はとても嬉しく思いました。 また、福祉文化人「播磨 靖夫(はりま・やすお)」「姥山 寛代(うばやま・ひろよ)」さんの話しもありました。 姥山さんは、年末の第九コンサートを障害者の方達と各地で開いているそうです。東京フィルハーモニーの力をかりて、音域の少ない障害児の方達も歌えるようにし上野文化会館で開いたと思えば、ドイツでも開き、更にカーネギーホールでも開くという、頼もしい話しでした。この力強いコンサートを聞きたいと思いました。 多田先生の話しを聞きながら、未来の担い手「子どもたち」の心が豊かになり、「人は人の為に生きる。」心が芽生えますように! |

